カジノの大定番であり「カジノの女王」の異名を持つルーレット。ルーレット必勝法と呼ばれる攻略法にははマーチンゲール法、ココモ法、モンテカルロ法、98・48%法などがあります。
ギャンブルなので必勝とまではいきませんが、攻略法を駆使すれば勝率アップに繋げる事が出来るでしょう。
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必勝法に最適なルーレットの種類

ルーレットは大きく分けて「ヨーロピアンルーレット・フレンチルーレット」「アメリカンルーレット」「メキシカンルーレット」「ミニルーレット」があります。
ルーレットは通常1~36の数字と「ゼロ」から成ります。
ヨーロピアンルーレット・フレンチルーレットは「ゼロ」は「0(シングルゼロ)」のみですが、アメリカンルーレットは「0」「00」、メキシカンルーレットは「0」「00」「000」があります。
「ゼロ」の数が多いほどプレイヤーに不利になるため、「ゼロ」が最も少ないヨーロピアンルーレット・フレンチルーレットが必勝法に適したルーレットです。
またミニルーレットは1~12+「0」ですが、全体の数が少ない分「0」に当選する確率が高いため、必勝法には適していません。
因みにヨーロピアンルーレットとフレンチルーレットは「0」の数が1つと同じですが、フレンチルーレットは「赤・黒」「奇数・偶数」に賭けた場合に限り「0」に落ちると賭け金額の半分が返ってきます。
もし種類を選べるならフレンチルーレット、次点でヨーロピアンルーレットが良いでしょう。
ルーレットの賭け方について

攻略法の紹介に入る前に、ルーレットのルールと基本的な賭け方について説明します。
ルーレットは「ゼロ」と1~36の数字から成ります。
賭け方は大きく分けると「赤・黒」「奇数・偶数」「ダズンベット」「コラムベット(カラムベット)」「ストレートベット」などがあります。
「赤」「黒」「奇数」「偶数」はそれぞれ「0」以外の数字の半分をカバーします。
例えばヨーロピアンルーレットならボールの落ちる場所は1~36+「0」の37通りなので、「赤」に当選する確率は37分の18になります。配当金は2倍です。
ダズンベットは1~12、13~24、25~36のいずれかをカバーします。ヨーロピアンルーレットなら当選確率は37分の12です。配当金は3倍です。
コラムベットは「縦一列」という意味で、12通りの数字をカバーします。ヨーロピアンルーレットなら当選確率は37分の12で、配当金は3倍です。
ストレートベットは数字単独のみ賭けます。ヨーロピアンルーレットなら当選確率は37分の1で、配当金は36倍です。
他、数字をまたぐようにベットすることで隣り合う2~4つの数字にベットすることも可能です。
次の項目からは実際の必勝法について解説します。
マーチンゲール法
マーチンゲール法は、最も有名な必勝法です。名前を知らなくとも内容を説明すればすぐにピンとくる人も多いかもしれません。
やり方は簡単で、普通に賭けて負けた場合に次のベットで前回のベット金額の倍を賭けるだけです。次も負けた場合、さらに倍の金額をベットします。これを勝つまで続ける手法がマーチンゲール法です。一度でも勝つとそれまでの負け分がチャラ+αでお金が戻ってきます。
仮に「赤」にかけ続けていた場合、最初に賭けた金額分儲かります。
必勝法に近い方法ですが最後に必ず勝つことが前提のため、負けが続くとあっという間に破産してしまいます。
例えば1ドルからベットしていった場合に「赤」へ賭けて負け続けると仮定すると
1→2→4→8→16→32→64→128→256→512→1024→…となります。
10回目のベットで負けると1,023ドルの出費となり、11回目に1,024ドルを賭ける必要があります。しかも11回目で勝ったとしても儲けは1ドルです。
さらに言うとカジノには「テーブルリミット」といってテーブルごとに賭けられる上限が設定されています。ルーレットのテーブルリミットは1,000ドルを上限としているところも少なくありません。そのため10回連続で負けた時点で、負けが確定してしまいます。
マーチンゲール法を単独で使用するにはハイリスクローリターンと言えます。
パーレー法
パーレー法は「逆マーチンゲール法」とも呼ばれる手法です。その名の通り、マーチンゲール法の逆を行います。
つまり「勝った場合に倍を賭けていく」必勝法です。例えば1ドルベットで勝った場合は2ドル、次に4ドル、次に8ドル…といった流れです。
「奇数」に賭けていた場合、10連勝で1,023ドル利益が出る計算になります。パーレー法は、少ない投資で一攫千金を狙えるというメリットがあります。
デメリットは、やめ時を決める必要があることです。
マーチンゲール法は一度でも勝ってやめればプラスになりますが、パーレー法は一度でも負けてしまうとマイナスになります。また、連勝が前提の方法のため大勝ちを狙うほど成功率は低くなります。
ココモ法
ココモ法は、ダズンベットもしくはコラムベットの3倍配当を使った必勝法です。
マーチンゲール法と似ていて、一度の勝利で負け部分を回収できます。やり方は前のゲームと、その前のゲームのベット金額をプラスして今回のゲームにベットしていきます。
1回目と2回目はプラスする金額が無いため、3回目以降にこの計算をします。
例えば最初に1ドルベットして負けた場合、2回目も1ドル、3回目は1回目と2回目のベット金額をプラスして2ドル、4回目は2回目と3回目をプラスした金額の3ドル…といった流れです。
マーチンゲール法と同じく負け続けると賭け金額が高騰することがデメリットです。
しかしマーチンゲール法で10連敗した場合の損失は1,023ドル、それに対しココモ法の10連敗は143ドルとリスクは抑えることが可能です。
2コラム・2ダズン法
2コラム・2ダズン法は名前の通りコラムベットとダズンベットの2か所ずつに賭ける必勝法です。37分の32をカバーできるため、高い勝率で勝つことができます。
ヨーロピアンルーレットで勝負すれば勝率はなんと約86.49%にもなります!
少ない資金でプレイができますが、勝っても配当金が多くありません。また、単純に広い範囲をカバーしただけの賭け方なので長期的にプレイするとマイナスになります。
モンテカルロ法
「モンテカルロ」はモナコにある地名で、かつてそこにあったカジノを潰した必勝法とされています。賭け方は数ある必勝法の中でもかなり複雑です。
「2倍モンテカルロ法」と「3倍モンテカルロ法」があります。
2倍モンテカルロ法は基準のベット額を決め、3つの連続数を用意します。例えば1ドルベットの場合は「123」とします。1回目のベットは数字の両端を足してベットします。数字の両端は1と3なので4ドルです。
勝った場合、両端の数字を1つずつ削除します。数列が1桁、もしくは無くなった場合は終了です。
まだ数列が2桁以上存在する場合、両端の数字を足してベットします。
負けた場合、数列の最後に数字を1つ付け加えます。その後、数列の両端を足してベットします。
3倍モンテカルロ法の場合、2倍モンテカルロ法との違いは勝った場合に両端の数字を2つずつ削除するだけです。
メリットは負け続けても賭け金額を抑えることができる点です。
ただしマーチンゲール法などと違い、1度の勝利で負け金額はすべて回収できるとも限りません。さらに数列を扱う攻略法のため、メモが必須です。ランドカジノではメモを取る事は禁止されていますので、注意しましょう。
コストを大きく抑えられるため、慣れてしまえば最適な必勝法になるかもしれません。
98.48%法
98.48%法は、勝率98.48%を誇る必勝法です。2コラム・2ダズン法よりも遥かに高い勝率です!
この必勝法は「空回し」ができることが前提です。空回しとは、ベットせずにルーレットをする行為です。
オンラインカジノのカジノゲームではできない場合もありますが、「ライブカジノ」や実際のランドカジノであれば他のプレイヤーの結果を眺めるだけでOKです。
98.48%法は3回連続特定のダズンベットエリア、もしくはコラムベットエリアに落ちた場合に、4回目にそのエリア以外の2か所に賭ける手法です。
4回連続同じダズンベットエリア(コラムベットエリア)、もしくは4回目に「0」に落ちる確率を合わせると約1.52%となるため、それ以外のダズンベットエリア(コラムベットエリア)2か所に賭けることで約98.48%当たるという理論です。
勝利確率は非常に高いですが、3回連続特定のエリアに入る確率が低いため、何度も空回しをする必要があります。また3倍配当を2か所分賭けているため勝利しても1.5倍しか返ってきません。とはいえ、堅実な方にはおすすめの必勝法です。
フラワーベット法
狙った数字と、その周辺に花弁のようにベットを置く手法がフラワーベット法です。
やり方は、まずストレートベットを置きます。そして、その周囲の縦横斜め8か所にベットを置きます。合計9か所で、1ドルベットなら9ドル必要です。もしど真ん中の数字が当たれば144ドルが返ってきます!
ただし勝率は約24.32%と、必勝法と呼ぶには心もとない数値です。もし使う場合は過去に出ていない、もしくは出にくい数字を狙うと良いでしょう。
マンシュリアン法
マンシュリアン法とは数字が4か所に交わる部分にベットを置くことで賭けられる「コーナーベット」を使った必勝法です。コーナーベットは勝利すると9倍の配当金が得られます。
やり方は1回目にコーナーベット1か所に置き、負けた場合は2か所、その次に3か所、4か所、5か所と増やしていきます。賭け金額は1、2回目に1ドル、3回目は2ドル、4回目は4ドル、5回目は8ドルずつ、それぞれのコーナーにベットします。5ゲーム以内に勝利すればプラスになります。
負けると勝率が上がるのが特徴で、1回目は10.81%、2回目は21.62%、3回目は32.43%、4回目は43.24%、5回目は54.05%です。
デメリットは5連敗で負けが確定してしまうという点です。マンシュリアン法を使う場合は、短期決戦がおすすめです。